少しでもランニングコストを抑えるため水温を低く保つためのアイテムとしてスタイロフォームとフィルター等を接続するホースには保温用のパイプカバーを使用する。

これらはホムセンで購入できるのでスタイロフォームは水槽の外枠に合わせてお店でカットしてもらい、水槽底面、背面、側面に隙間なくピッタリ密着させることによりクーラーボックスのように水槽を保冷させることができる。先の水槽のところでフレーム付きではない水槽を推した理由もここにある。

またフィルターに保温シートを巻いて結束バンドで固定し、できるだけ冷気の放出を防ぐ。
砂利や石
水槽内のレイアウトとして砂利や石を配置して生息している環境に近づけると、渓流魚本来の色彩が出るため準備したい。まだお迎え直後のおびえる魚にレイアウトで隠れ家も提供できる。

これらの砂利や石は水道水で洗浄したのち、煮沸してから使用すると水槽の水の濁りを抑えられる。なお砂利はあまり厚く敷きすぎると汚れが蓄積しすぎるためやや薄めにしいたほうが良いだろう。他アク抜きをした流木を配置しても雰囲気が出る。
水替え用品
水槽が安定した後もきれいな水を好む魚なので定期的な水替えが不可欠。その際に便利なのが水作から発売されているプロホース。サイフォンの原理で水槽の汚れた水を楽にバケツに移すことが可能。渓流魚は排泄物も多いので、底層に溜まった汚れを効率よく吸い出せる。
あと、100均で販売しているメラミンスポンジも水替えの際にガラス面のコケや汚れを取り除ける便利アイテム。
魚掬いネット
加えて水槽のリセットの際に必要なのがアクアリウム用の魚掬いネット。渓流魚はご存じの通りわりと力が強く、くねくね暴れるため素手で追い回すと疲弊させてしまう。ネットを使って手早く別の容器に移せたほうが良い。
