また、渓流魚は非常に警戒心が強い生き物なので、ポイントに入る際には物音をたてない、水面に必要以上に近付かないなど慎重にアプローチすることも重要です。

「シンプルさが魅力!」渓流テンカラ釣りタックルを徹底解説 【竿・ライン・仕掛け・毛鉤】魚種によっても好むポイントが違う(提供:TSURINEWSライター・小峠龍英)

毛鉤を流すコツ

ポイントに入ったら、まず狙いたいコースの少し上流へ毛鉤を振り込み、3秒ほど流すのが基本です。時間が短いのは、長く流しすぎると魚に見切られやすくなるため。小まめに打ち直したほうが釣果は上がります。 3回ほど同じコースを流したら、別のコースやポイントを探りましょう。

流す際のラインテンションは適度にたるませるのが基本。ラインがピンと張っていると毛鉤の動きが不自然になってしまいます。また、テンションのかけ方によって毛鉤の沈む深さが変わるため、反応がないときは調整しながら流してみましょう。

アワセ(フッキング)

アタリは目視かラインの動きで判断することが多いです。魚が毛鉤を咥えたら、ワンテンポ待って魚が反転してからアワセを入れるのが基本。また、アワセ方は大きなアワセは必要なく、手首を返してシャープに行いましょう。

<TSURINEWS編集部・渡辺>