ご飯盛り付けロボットに関する調査2024/鈴茂器工 使用意向
ご飯盛り付けロボットに関する調査2024/鈴茂器工
ご飯盛り付けロボットの今後使用意向は、年1回以上の外食利用者で、
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使用意向あり 44.3%
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使用意向なし 16.9%
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どちらとも言えない 38.9% となった。
一方で、ご飯盛り付けロボット使用経験者の使用意向についてはN=50と少ないながらも
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使用意向あり 82.0%
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使用意向なし 2.0%
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どちらとも言えない 16.0% という今後使用意向の割合が高い結果となった。
使用意向なしの回答者の主な回答としては、「ロボットになじみがない・知らない」「自分でできる」などの回答や、「人の手による温かみ」を期待する声もみられた。どちらとも言えないの回答者の声は、「経験したことがないからわからない」という回答が多くみられた。

ご飯盛り付けロボットに関する調査2024/鈴茂器工 使用意向理由(自由記述)①
ご飯盛り付けロボットの認知者/使用経験あり者の使用意向をみると「気を遣う層」「衛生面」「効率」「わくわく感」と大きく4つの傾向に分類できた。
分類されないものとしては、「盛り付けがキレイになる」「おいしそう」など、見た目やおいしさに関わる要素のコメントも見られた。

ご飯盛り付けロボットに関する調査2024/鈴茂器工 使用意向理由(自由記述)②
特に、<気を遣う層>は昨年の調査時点(2023年)ではあまり出てこなかったコメントで外食産業の人手不足の課題の影響が如実に表れていると感じ取れた。
また、衛生面に分類されている「人が触ったしゃもじを使わなくて良い」・「ご飯の盛り方や提供環境の清潔さ」に貢献している点もご飯をおいしく味わうためには重要な要素であり、ご飯盛り付けロボットが使用経験者を中心に評価されている点と言える。
◆【ご飯盛り付けロボットのメリット/魅力について】
ご飯盛り付けロボットの認知者にとっては「人手不足の解消に役立つ」「衛生的」は2大メリット。外食利用の際に、「自分の食べたい分だけ適量食べられる」「温かいご飯が食べられる」ことはどの層にとっても魅力に感じられている。「しゃもじを使わないこと」や「誰でも簡単に使える」点を評価する層もあり、今後の普及もますます期待される結果となった。
