釣り場で顔を合わせたときに、気持ちの良い挨拶が交わせるような距離感を、常に心がけておきたい。

4. ゴミは必ず持ち帰る

釣り場におけるゴミ問題は、もはや一部のモラル欠如では片づけられない深刻な課題となっている。特に渓流エリアは人の目が届きにくいため、「バレなければいい」と考えてポイ捨てをする人が後を絶たない。

その結果、地域住民からの苦情が増えたり、漁協の負担が増加したりして、釣り場の閉鎖や立ち入り制限につながるケースも珍しくない。

渓流釣りは、他の釣りジャンル以上に自然環境と密接に関わっている。だからこそ、自分の出したゴミはもちろん、可能であれば「人が捨てたゴミまで拾う」くらいの心構えを持ちたい。

以下に、筆者が実践している工夫を紹介する。

ゴミを出さないように釣る

食事はできるだけ車の近くで取り、出たゴミはビニール袋などにまとめて持ち帰るようにしている。

飲み物はペットボトルに統一し、ビクの中やドリンクホルダーにしっかり固定しておけば、転倒や流出のリスクも少ない。

飲み終わったら、車に戻ったタイミングで新しいものに交換する。この“ワンアクション”が無駄なゴミを防ぐポイントだ。

仕掛けゴミは「専用ボックス」で回収

仕掛けの切れ端やラインくずは意外と目立ちやすく、風や水で流れて自然に悪影響を与えることもある。

筆者は第一精工の「ストリングスワインダー」を愛用しており、釣行中に出たラインの端材を簡単に収納できる。

その他、各メーカーが展開しているマナーボックスも携帯性に優れており、ウェストバッグに1つ忍ばせておくだけで安心だ。

必ず知っておきたい5つの【渓流釣りのルール&マナー】 先行者がいた場合はどうする?1回分の釣行で出た糸くずを全て回収できる(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

ルアーのパッケージは持ち込まない

ルアーで釣る場合、ルアーのパッケージは釣行前に処分し、ルアー本体はボックスに収納しておく。こうすればゴミが出ないし、釣り場でスムーズにタックルチェンジできるため、実釣面でもメリットがある。

根掛かりは出来るだけ回収