夕食は、昭和の雰囲気が漂う[はまなす通り]の居酒屋[海鮮遊食Rin]で北海道の海鮮を満喫しました。ちなみに、冬のオホーツクでは流氷が沿岸を離れるまで漁ができず、地産の海鮮を食すには「海明け」を待たなければなりません。今回は水槽にいた日高産のカニを一匹、刺身・てんぷら・ボイルの3種類に調理していただき、美味しく賞味しました。昼に、あんなカニを見せられたらいただきたくなりますよね(笑)
【第3日】
まずは、[おこっぺアイス]を求めて、紋別の隣町の興部町に立ち寄りました。朝搾りの生乳で添加物なしに作ったアイスであり、本当にめちゃくちゃ濃い味です。
以前、たまたま興部町を通りかかった時に何も知らずに食べて本当に感動しました。自称アイス評論家の私ですが(笑)、アイスそのものの美味しさという点で、こんなに美味しいアイスはないと思います。JAが販売しているので通販で手に入れることもできます。
さて、興部町を後に再び網走に戻りました。流氷は緩やかに沖に移動したので、この日は網走観光をしました。まずは定番の[網走監獄]です。
そこには、ロシアから国を守るにあたってのロジスティックに必要な道路開削工事の重労働で囚人の6人に1人が亡くなったという過酷な現実が紹介されていました。近代の歴史の現実を確認する上で素晴らしい経験となりました。昼食は食堂で[監獄食]です。
また、監獄近くの丘の上にある[オホーツク流氷館]では、流氷に関わる展示や体験ができ、展望テラスからは網走の街とオホーツク海、そして網走湖という360度の大パノラマを一望できました。
さらに、近くの[北海道立北方民族博物館]では、世界各国の北方民族について深く学ぶことができました。大阪万博記念公園にある[国立民族学博物館]の北方版のような興味深い展示でした。
最後に有名なジェラート店[Rimo]で3食アイスをいただきました。アイスで始まってアイスで終わる、この日の旅も氷三昧でした。