このアクティヴィティの最大の醍醐味は流氷から落ちて海の中に入ることです。これは、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンでびしょ濡れになって喜ぶのとよく似た感覚です(笑)。ちなみにウェットスーツを着て入れば全然寒くありません。やはり流氷は、眺めるだけでなく、実際に触れてみることが重要です。
午後は、ガイドさんの指導の下、スノーシューを履いて世界遺産エリアの原生林を散策するアクティヴィティに参加し、冬の知床の大自然を満喫しました。途中、エゾシカやキタキツネにも遭遇しました。また、ガイドさんに、雪が積もった木を軽くゆすってみるよう勧められました。
一瞬何が起きたのかビックリしました。超サラサラの雪なので少しの揺れで瞬時に落下するんですね(笑)
そしてこのアクティヴィティの目的地はこちらの断崖絶壁です。
流氷が斜面を攻撃するというあまりにも過酷な厳冬の知床半島。遠くにはうっすらと知床岬が見えます。
さて、アクティヴィティが終わり、宿に向かう途中、やっと晴れ間が見えました。
この日に宿泊したのは[夕陽のあたる家]という部屋にも大浴場にもロビーにも夕陽のあたるという風景を愉しむホテルでした。
翌日は絶好の流氷日和になりそうです。夕食はセイコーマートの[温玉豚丼]です。これもめちゃくちゃ美味しいんですよね〜
【第6日】
朝起きると青天でした。部屋の窓には真っ白な流氷の大氷原が光っていました。
こちらは道路から見た流氷です。本当に音一つない静寂の中で、氷平線まで続く流氷の光景は、気が遠くなるほどの大パノラマです!
この日は、別海町の野付半島までエクスカーションして、知床半島東岸の羅臼を南側から眺めました。なんと、流氷は知床岬を通過して野付半島までやってきていました。知床連山がそびえる美しい厳寒の知床半島、そしてその横には遥か国後がハッキリと見えます。
しばし光景と散策を愉しんだ後、サケとホタテの本場として知られる標津町の[郷土料理武田]で正真正銘の逸品をいただきました。