2024年からは匹数制限(バッグリミット)を設けた。一日で持ち帰り可能な匹数は10匹で、ヤマメ、アマゴ、イワナで合計して10匹だ。例えるならヤマメ5匹、アマゴ3匹、イワナ2匹で10匹となる。高原川でも、匹数制限が昨年から設けられた。これから匹数制限を設ける漁協は増えるかもしれない。

石徹白川のタックル
石徹白川は典型的な渓流相。地形変化に富んでおり、大淵と段々瀬が続く渓相が多く、トロ場やチャラ瀬は少ない。水の透明度は高く、場所によっては目視で渓流魚が確認できる。
サオは6mが扱いやすい。開けている場所が多いので、振り込みやすい。水中イトは渇水なら0.15号といった細イトも使うが、基本は0.2号で十分楽しめる。
エサはヒラタメイン。雪代が入り水温が急激に下がったときは、キンパクが効果的。イワナも多いので、予備でオニチョロも持っていくと良い。5月以降は石徹白川でもヒラタが捕れる。
石徹白橋近辺のポイント
私が石徹白川でよく入川するのが、石徹白橋近辺だ。川が開けており、地形変化も多い。魚影が濃く、尺近いイワナも姿を見せる。石徹白橋近辺に駐車スペースがあり分かりやすい。橋上流は段々瀬が続く。段々瀬の上流に大淵があり、この淵と淵上下の瀬が本命。

支流の峠川はキャッチ&リリースの川で、エサ釣り禁止になっている。この渓相がキャンプ場まで続き、どこも魅力的なポイントばかりだ。
石徹白橋から下流は道幅が一気に狭くなり、見通しも悪いのでスピードを落として曲がり、カーブではクラクションを鳴らすなどして対処してほしい。
橋下流も段々瀬と淵が続く渓相で、この辺りは良型のアマゴ、ヤマメが期待できる。下流へ行くほどイワナは減る印象だ。また石徹白橋より下流は冬期通行止めになっていることが多く、開通するのは4月後半だ。そのため狙いはズバリGWごろになる。