目印はアタリを取るためや、仕掛けの位置を把握するために重要なアイテムです。目印にはセロハン、羽根状、毛糸タイプなどがあり、水中糸に3つほど10~20cm間隔で取り付けて使います。視認性の良いものを選びといいでしょう。

目印を取り付ける位置は、一番下の目印から針までの長さが水深と同じくらいになるように調節するのが基本です。

オモリ(ガン玉)

オモリ(ガン玉)はハリから30cmほど上に取り付けます。G4~2Bのサイズを取り揃えて、エサの重さや川の流れの速さ、水量に応じて調整しながら使いましょう。

針は渓流用のものを使用し、エサのサイズに合わせて3~7号を選択します。エサよりも大きすぎる針は魚に見破られやすく、小さすぎる針はエサに隠れてしまいフッキングが甘くなりやすいです。適切なサイズを選びましょう。

その他の道具

渓流釣りでは、川を渡ったり不安定な足場を移動することが多いため、安全面を考慮してウェーダーの着用が推奨されます。特に、靴底がフェルト素材のウェーダーは滑りやすい岩場でもグリップ力を発揮し、転倒防止に効果的です。

また、気温の高い季節には、ウェーディングシューズとゲーターや防水ソックスを組み合わせた「ゲータースタイル」も人気です。軽量で動きやすく、通気性も良いため、快適に釣りを楽しめます。その他の安全対策グッズや便利アイテムは下記にまとめました。

安全対策アイテム

フローティングベスト:落水時の安全確保と小物類収納
グローブ:手の保護&グリップ力向上
帽子・ヘルメット:頭部の保護&日差し対策
熊鈴・熊スプレーなど:山間部の場合は熊対策は必須

渓流エサ釣りの道具を徹底解説【竿・ライン・仕掛け・あると便利な小物類・エサ】クマ対策アイテムも用意しよう(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

便利アイテム

ハサミ:仕掛け作成やラインカットに必須
プライヤー:フックの取り外しや細かい作業に便利
偏光サングラス:水面の反射を抑え、魚の動きを視認しやすくする
ランディングネット:魚のキャッチのため
フィッシングベルト:小物類収納に便利
ビク(魚籠):持ち帰り用の魚入れ。クーラーボックスは車に準備しておくと安心

渓流釣りに使うエサ