EUは127兆円規模の防衛予算を組む計画を発表。米国のウクライナ支援消極化を受け、英仏が主導する「有志国連合」も構想中。しかし、欧州の防衛強化は遅れており、中国との経済協力拡大が安全保障リスクを高める可能性があります。
欧州が大軍拡を表明:感じられない本気度(アゴラ編集部)

欧州が大軍拡を表明:感じられない本気度
米欧対立の激化を背景に、ヨーロッパ連合(EU)を構成する国々は独自の防衛力強化に向けた取り組みを加速することで合意しました。
EUは約127兆円規模の防衛予算を組むための資金調達を進める意向を表明しています。
防衛予算を...
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トランプはウクライナ戦争の終結を目指すが、EUは戦争継続を希望。オルバン首相の和平提案もEUが拒否。ゼレンスキーはトランプとの会談で強硬姿勢を示し、米国の支援停止が迫る。EUの軍事化が新たなリスクを生んでいます。
戦争を終わらせたくないヨーロッパ勢とウクライナ和平の行方(川口 マーン 惠美)

戦争を終わらせたくないヨーロッパ勢とウクライナ和平の行方
イーロン・マスク氏曰く、「ヨーロッパは、ウクライナ戦争が永遠に続くことを願っている」。
確かに、トランプ米大統領がウクライナ戦争の終結に尽力していることを、ヨーロッパは歓迎していない。それどころか、デンマークのフレデリクセン首...
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日露戦争の終結時にアメリカが調停した経緯を振り返り、現在のウクライナ戦争との類似点を指摘。日本は戦争継続による疲弊を避けるため妥協したが、ウクライナは戦争継続の姿勢を崩さず、アメリカとの関係悪化を招いています。
日露戦争の終結時のアメリカの調停とトランプ・バッシング(篠田 英朗)

日露戦争の終結時のアメリカの調停とトランプ・バッシング
日本がロシア・ウクライナ戦争を見る時に、非常に興味深いはずの視点は、日露戦争との比較だ。日本は、ソ連だけではなく、ロシアと交戦をしたことがある稀有なヨーロッパ域外の国である。
日論戦争の終結は、ポーツマス条約によってなされた。これは学...