冬季限定のプールフィッシングは、そのスタイルとしてはかなり珍しく貸し切りのみとなっている。午前・午後またはその通しでの予約が可能である。

対象魚はニジマスのみで、スタッフによるとサイズは20~30cm位とのこと。数は少ないがレンタルタックルも用意されている(別料金)。

料金は貸し切りの割には格安(半日:1人2,000円×人数)で、念のため1人での貸し切りの料金をスタッフに尋ねたところ、それでも半日で2,000円とのことだった。

プールの広さは20m×13mなので、一度の貸し切りで多くても5人程度を目安とされているとのこと。HPにはルアー・フライ釣り場となっているが、テンカラも可能なので、テンカラ好きな方にもおすすめできるスポットだ。

しかし、放流は魚が減ってきたら適宜対応するとのことだったので、大量の魚を釣りたいという方には不向きな釣り場かもしれない。2025年2月現在、まだこちらのプールフィッシングの認知度はかなり低いので、穴場スポットと呼んでも良いだろう。

エサで釣る釣り堀も併設

また、プールフィッシング以外にも、通常エサでフナなどを釣る釣り堀(池)や金魚釣り堀があり、季節を問わず営業しているので、こちらも楽しんでほしい。

こちらでの釣りもレンタルタックルやエサが用意されているので、ビギナーの方にも気軽に楽しめることと思われる。

当施設の詳細についてはHPなどで確認されたい。

釣行開始

朝6時半に出発。自宅マンションの駐車場に着くと妻は「竿を忘れた」と言い取りに戻る。何をしに行くつもりだったのだろうか……。

渋滞もなく現地には8時に到着。

貸切スタイルのプールトラウトを満喫【茨城・水海道あすなろの里】奥の手を使ってニジマス手中現地に到着(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

しばらくすると木下さんも現れて、受付前でタックルの準備を開始した。受付で料金を支払うと、注意事項などが書かれた用紙を渡され、プールへと案内された。

いきなりニジマスを連発

プールに着くとスタッフから、「排水溝が壊れていて水質がかなり悪いです。今日は工事のためこの後水位が10cm位下がります」との話があった。