国際関係論における「方法論的多様性」は、いうまでもなく重要である一方、あまりにバラバラな学問体系は、学者同士の対話や知的蓄積を難しくするという見逃せない問題を生じさせます。日本の「国際政治学」は、後者の課題に対して、そろそろ真剣に取り組み、その答えをだすべき時に来ていると私は思ってます。