カワハギロッドにおける硬さの番手は調子や穂先の素材と関連しており、どのような釣りスタイルに向いているかを総合的に示していることが多いです。各メーカーのアイテムページでは、番手ごとに適した釣り方や状況が詳しく説明されているため、購入時にそれらを確認すると選びやすくなります。

【2024年】カワハギロッドおすすめ10選 失敗しない選び方&高コスパ竿を紹介シマノ・ステファーノXRの番手による調子の違い(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

長さは1.7m前後が主流

カワハギロッドの長さは、1.6~1.8m前後が標準的です。長さの幅は狭いので使用感に大きな差が出るわけではありませんが、短いロッドのほうが感度が良く、誘いの操作性も高くなる傾向があります。ただし、先調子で短いロッドほど、やり取りの際の遊びが少なく、バラシが増える面も。操作性と取り込みやすさのバランスも考えて選ぶといいでしょう。

【2024年】カワハギロッドおすすめ10選 失敗しない選び方&高コスパ竿を紹介ロッドのやり取りのしやすさも考慮しよう(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

価格は感度と軽さに直結

グレードの高い上位機種になると、軽くて高感度な素材が使われるので、カワハギと他魚のアタリの判別が可能になったり、仕掛けの周りにまとわりつく気配までも伝わるなど情報量は多くなります。また、自重も軽くなるので疲れにくくなるのも特徴です。

初心者の場合でもレベルアップしても使い続けられるのは大きなメリットとなりますが、カワハギ釣りをしばらく続けていくと好みの誘いのスタイル・パターンなどが出てくるので、まずはエントリーモデルや中級機種でスタートし、方向性が固まってきてから上位機種へと手を伸ばしていくというのも選択肢の一つです。

おすすめのカワハギロッド

最後におすすめのカワハギロッドを紹介していきます。

カワハギゲームエアーK SE

PROXの「カワハギゲームエアーK SE」は定価11,500円のコスパに優れたエントリーモデルのロッド。シャープなブランクスに柔らかいグラスソリッド穂先を搭載しており、手感度・目感度ともに高く、誘いの幅も広いのが特徴です。自重も1万円程度で買えるロッドとしては94g~95gと軽量。入門向けのロッドとしては十二分な性能を持ったロッドとなっています。