戦後、日本人の多くが戦争や核問題に対して「思考停止」に陥り、現実を直視しようとしない傾向があるのです。

イスラエルと基本的に同国を支持する米国への批判も、一つの有力な見解です。しかし、同時に、その米国に日本が自国の安全保障をほぼ100%依存しているという現実も無視できません。日米安全保障条約は、1年の事前通告で破棄できる条約であり、永遠に続くことはありません。その脆さもまた現実です。組みたくない国とは手を切るのも1つの方法です。