クランクベイトのルアーとしての特徴は、リールを巻くとリップが水の抵抗を受けてボディを振りながら潜っていくことです。潜る深さ(潜行深度)とアクションの強弱はリップの長さと角度で変わります。長くて角度が浅いものほど大きく動きながら深く潜り、短く角度のあるものは細かく動きながら浅く潜るので、水深や活性に応じて使い分けしましょう。

ハゼクラ攻略5つのポイント 【ルアー・釣り方・フック・場所・潮汐】を徹底解説クランクごとに使い勝手が変わる(提供:吉田光輝)

フック

フックは針掛かり重視でバーブレスのシングルフックが最適。トラウト用の#8~#10サイズのフックを装着しましょう。リアフックにバイトすることが多いので、上の画像のクランクのようにリアにシングルフックを2つ付けるのも効果的です。

また、根掛かり防止にフロントフックを外してしまうのも選択肢のひとつ。ただ、ストップアンドゴーなどで浮かせて誘う場面ではフロントフックへのバイトが増えるので、フローティングクランクを使うときはそのまま付けておくのがおすすめです。

アタリがあっても針掛かりせずに釣れない場合はリアにアシストフックを付けるのも非常に効果的となります。アシストフックにはハゼの口にあった小さなフックも使えるので、フッキング率は大幅にアップ。小型が多いときにも有効です。ハゼクラ専用のアイテムが販売されているので、用意しておきましょう。

ハゼクラ攻略5つのポイント 【ルアー・釣り方・フック・場所・潮汐】を徹底解説アシストフックでフッキング率アップ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

カラーローテーション

カラーを変えることでルアーを追ってくるだけだったハゼが、しっかりアタックしてくるようになることもあります。いくつかカラーバリエーションも揃えておくといいでしょう。

クリアカラーが定番で、特に反応のいいカラーは主に捕食している甲殻類に似たクリアブラウンやクリアイエローなど。反応がなくなってきたら、アピール度の高いクリアレッド、クリアオレンジ、より派手なラメ入り、ゴールド系などを投入するのがおすすめです。

ハゼクラ攻略5つのポイント 【ルアー・釣り方・フック・場所・潮汐】を徹底解説ナチュラルクリア系が定番(提供:吉田光輝)

ハゼクラにおすすめのルアー