この時期になると思い出すのは自由研究。当時の自分は宿題を放棄してずっと釣りをしていた記憶があります。そんな自分はどんな自由研究をしていたか。そこはやっぱり魚に関することをテーマにしていました。その中の一つとして、印象深く残っているのはメダカに関する自由研究。今回は、自分が小学生の時に行ったメダカの自由研究の内容をざっくりとした形で語ろうと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・泉陽登)
そもそもなぜメダカ?
自由研究の題材にメダカを選んだ理由。それは家で飼っていたメダカが品種改良、つまり人工的に造られた魚だと知り、“普通”のメダカはどこにいるのか気になったからです。品種改良のメダカがいるなら、普通のメダカもホームセンターやアクアリウム屋さんにいるものだと当時は思っていました。
自分が考えていた“普通のメダカ”とは川や池で泳いでいる、いわゆる“自然の中にいるメダカ”のことです。しかしショップで売られているのは品種改良されたメダカたちだけで、店員さんになぜ普通のメダカを売っていないのかを聞いても分からないとのことでした。
売られていないのなら、どこにいるのだろう、自然の中でしか会えないのかとぼんやり考えていた時に店員さんが、「そのメダカがどこにいるのか自由研究でやってみたら?」と言われたのをきっかけに、“自然のメダカはどんな場所にいるのか”という題目で自由研究を始めました。
かなりフワッとした形ですが、小学生だった頃の自分ができる精一杯の考えだったのでそこはご愛嬌。
メダカの生態
メダカの名前は知っていても、生態については詳しく知らなかったのでまずは調べることに。当時小学生だった自分が、メダカについて調べる方法は図書館に行くことでした。いくつか図鑑を調べると、自分の知らなかったことがたくさん知れて楽しかったことを今でも覚えています。