イシゴカイやアオイソメといった虫エサやオキアミを釣り針に刺して。波止の壁ぎりぎりに仕掛けをたらしておくサグリ釣りで釣れます。

運が良い時はメジナ(グレ)やクロダイ(チヌ)といった少し大きめの魚が釣れるうれしいハプニングもありますよ。

堤防釣りに行ってみよう
ここまで、早朝と夕方に釣れる理由や時間帯などのヒントをあげてみましたが、参考になりそうなことはありましたか?何も考えずに釣りに行くのと、魚が釣れそうなヒントを覚えておいて釣りに行くのとでは、釣れる可能性がきっと違うと思います。それでは、実際に堤防釣りに行ってみましょう。

堤防というと、陸続きの港の防波堤や岸壁を思い浮かべるのが一般的だと思いますが、ジュニアの皆さんのことですので、海釣り公園なども広い意味での堤防に入れてもいいでしょう。もし、一緒に釣りに連れて行ってくれる大人の人が、経験豊富な釣り名人でしたら、思い切って船に乗って行く沖防波堤にチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんよ。

釣れた理由を研究「5W1H」
そして魚が釣れたら、せっかくなので自由研究をしてみましょう。いつもの釣りだと、魚が釣れたらヤッター!と写真を撮ってクーラーに入れて喜んで終わりかもしれませんが、自由研究ですので、「なぜ釣れたんだろう?」と考えて、理由を見つけて書いてみましょう。
大人が仕事の時に、学生さんが発表会などで、大事だと教わる考え方の一つに「5W1H」というものがあります。5W1Hとは、「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」というもので、釣りの自由研究に当てはめると「いつ(何時ごろ)釣れた」、「どこで釣れた」、「だれが釣った」、「何の魚を釣った」、「どのようにして釣った」ということですね。
