美味しく焼くコツは、焼く前に塩を振って(お腹の中にも振る)、20~30分ほど冷蔵庫で置いて馴染ませ、水分を拭き取ってから焼くこと。このときにお酒を軽く振ると臭みが取れ、焼き上がりがふっくら仕上がります。

焼き方は、中火で10分ほど焼いても良いですが、弱火で30分ほどじっくり火を入れると、遠火で焼いた炭火焼きのように骨まで食べやすくなります。

イワナ・ヤマメ・アマゴのレシピ7選 渓流魚の美味しい食べ方を紹介塩焼き(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ガーリックオイル焼き

下処理をした魚に塩こしょうを振り、軽く小麦粉をまぶします。フライパンにオリーブオイルを入れ、スライスしたニンニクを炒めて香りを引き出しましょう。香りが立ってきたら、魚を入れて弱火から中火でじっくり焼きます。

ニンニクは焦げる前に取り出し、魚の両面にこんがりと焼き目がついたらOK。仕上げにパセリと取り出したニンニクを添えれば完成です。

ガーリックオイルの香ばしい香り、パリッと焼けた皮、ふっくらとした身が絶妙に絡み合い、たまらない美味しさ。ヤマメやアマゴの場合は骨も柔らかく、小型なら頭から丸ごと食べられます。仕上げにしょうゆを数滴垂らすと、さらにうま味が引き立つのでおすすめです。

イワナ・ヤマメ・アマゴのレシピ7選 渓流魚の美味しい食べ方を紹介ガーリックオイル焼き(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ホイル焼き

オーブントースターを使って非常に簡単にできるのがホイル焼き。魚に塩・こしょうを振ったら、バターを塗ったアルミホイルに乗せます。魚が1匹の場合、バターを10gずつを頭と尻尾辺りに2ヶ所置き、アルミホイルに包んだらオーブントースターで12分程度焼いて完成。

アレンジとして玉ねぎやキャベツ、きのこなどを一緒に包んだり、フライドガーリックを適量振りかけて焼いたりしても美味しいです。

イワナ・ヤマメ・アマゴのレシピ7選 渓流魚の美味しい食べ方を紹介ホイル焼き(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

素揚げのゆずポン酢和え

下処理した魚を素揚げして油を切っておきます。斜め切りしたネギとスライスしたタマネギをボウルに入れて市販のポン酢と混ぜ合わせ、その中に素揚げしたアマゴを入れれば完成。