さらに最近では、「FISHPASS」や「つりチケ」などのスマートフォンアプリを利用してオンラインで遊漁券を購入することもできる。
事前にアプリで河川を検索し、日付や種類を選ぶだけで簡単に手続きが完了する。現地で探し回る手間もなく、移動中や前日の夜など、好きなタイミングで購入できるのがメリットだ。
行き先が決まっているなら、出発前にアプリで確認・購入しておくと安心だ。
年券と日券を選ぶ
遊漁券には、シーズン中何度でも使用できる「年券」と、1日のみ使用できる「日券」がある。年券はやや高価で写真が必要なケースが多いが、何度も釣行するのであれば年券は必須だ。
一方日券は写真不要のケースが多く、年券より安価で入手できる。私が通っている兵庫県の揖保川の場合、3回以上釣行するなら年券、2回以下なら日券の方がお得になる金額に設定されている。
遊漁券は見える場所に
購入した遊漁券は、ベストやビクなどの目立つ場所に取り付けておかねばならない。また、漁協関係者に提示を求められた場合は快く応じよう。この時に、各支流の釣れ具合など、様々な情報を教えてくれたりするので、実に有意義な時間となる。
2. 駐車場所を考える
渓流釣りでは車で山奥へ向かうことが多く、駐車場所の判断が釣行の第一歩となる。しかし、標識がない=自由に停めてよいと勘違いしてしまう人もいる。これは大きな間違いだ。
地元住民や他の釣り人とのトラブルを避けるためにも、以下のポイントには十分配慮したい。
公共物周辺には絶対に停めない
山間部であっても、地域住民の生活道路は確実に存在している。バス停やゴミ集積所、郵便受け周辺など、一見広く見える場所でも、本来の目的があるスペースだ。これらの場所は絶対に駐車してはならない。
特にゴミ集積所は、早朝に回収車が来ることも多く、釣行中に迷惑をかけてしまうケースもある。
