どのような釣り方でもそれなりに楽しめるが、あえてやってみてほしいのが手前を狙った両ダンゴの底釣りだ。根掛かりの有無など注意点はあるものの、ハマると35~40cmもある良型地ベラの数釣りが楽しめる。昨年だったろうか記者は新幹線桟橋でこの時期にその釣り方をして、釣れれば良型オンリーという、夢のような体験したことがあった。

県下の無料釣り場においておそらくトップクラスの魚影を誇るので、好みの釣り方でそれ相応のアタリがもらえる。釣りの修練で通うもよし、数釣りの自己記録を目指すのも面白い。また周囲の環境がよく時に大井川鐵道のSLが汽笛を鳴らして走る。周辺の桜も芽吹き出す今の時期は、野守の池にとって最高のシーズンではないだろうか。

 

 

<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>