どんな釣りでも一番数が釣れるのが最初の釣り始めだ。このタイミングが難しい。しかし難しいからこそ釣れたときの喜びが倍増する。

「デビューするならココ!」東海エリアの初心者向け渓流釣り河川4選【駐車場情報付き】吉田川で釣れたアマゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

明宝大橋

明宝地区の入り口が明宝大橋だ。橋下流に支流寒水川が流れ込んでいる。日当たりも良く、比較的早くから釣れだすポイントのひとつ。橋の真下辺りに獣害柵がある。

「デビューするならココ!」東海エリアの初心者向け渓流釣り河川4選【駐車場情報付き】明宝大橋は桜が咲く頃がベスト(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

柵の手前に駐車スペースがあり、柵は出入り自由だが施錠はしよう。橋下流に釣りやすい瀬があり、ここは数が出る。

「デビューするならココ!」東海エリアの初心者向け渓流釣り河川4選【駐車場情報付き】イノシシなどの侵入を防ぐ獣害防止柵(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

高橋

高橋は入川が最もしやすく、駐車スペースも分かりやすい。橋下流に段々瀬があり数が狙える。成魚放流もされるポイントなので、たまに成魚も交じる。橋上流は平瀬が続く。どちらかと言えば増水時に好釣果が得られる。

日洞橋

日洞橋上流は、釣りやすい段々瀬が続く。平水よりやや高いぐらいのときが一番釣りやすい。数釣りができるポイントで、たまに良型のイワナが顔を見せる。増水時は川渡できないので要注意。細畑橋より上流は谷が深くなるので、水が減ってから探りたい。

三原橋

通称三原。長尾橋辺りから釣り上る。この辺りは流れが絞られた段々瀬で、釣行のタイミングが重要。水が高すぎるとポイントがなく、低すぎるとアマゴはスレてハイプレッシャーになる。

平水よりやや低めがお勧めだ。絞られた段々瀬を過ぎると、所々に深みがある平瀬が続く。1つ1つのポイントを丹念に探ると数が伸びる。

亀尾島川

亀尾島川は郡上漁協管内で吉田川に次ぐ大きな支流だ。水質は抜群で透明度が高く、釣れるアマゴは美形ぞろい。

初夏にはサツキマスも上る郡上屈指の美渓流だ。下流域は大淵となだらかな瀬が多く、比較的釣りやすい。荒倉橋辺りから渓流相に変わり段々瀬、淵で形成される。