劇場型の停戦交渉をどう見守るか(篠田 英朗)

劇場型の停戦交渉をどう見守るか
前回の「プーチン大統領の観測気球と停戦の行方」と題した記事で、プーチン大統領が国連暫定統治をウクライナに導入したらどうかというアイディアを披露した発言について取り上げた。
プーチン大統領は、1999年のコソボに関するNATO軍...
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ドイツのメルツCDU党首はSPDとの連立交渉で財政政策を大きく転換し、党内からの反発を招いています。保守的財政規律を訴えてきたにもかかわらず、巨額の赤字財政容認に転じたことで「公約違反」との批判が高まり、党員離脱も発生。一方、AfDは支持を伸ばし、CDUを追い越す可能性が出てきています。
CDU党内で求心力を失うメルツ党首:更に飛躍するAfD(長谷川 良)

CDU党内で求心力を失うメルツ党首:更に飛躍するAfD
先ず、ドイツ民間放送ニュース専門局NTVの政治バロメーターを見てほしい。今年2月の連邦議会選で第1党に復帰した「キリスト教民主・社会同盟」(CDU/CSU)は現在、支持率約25%だ。総選挙では得票率28.5%だったから、約3.5%減だ。一方...
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トランプ氏の「相互関税」政策は一方的で市場混乱を招き、特に日本に24%課税するなど根拠の曖昧さが問題視されています。筆者は、米国依存からの脱却と自立的な国際戦略の構築が日本に必要だと強調。今こそ官民一体で新たな方向性を模索すべきだと訴えています。
正気ではないトランプ氏の行動:日本はアメリカに頼り過ぎた点を反省すべし(岡本 裕明)

正気ではないトランプ氏の行動:日本はアメリカに頼り過ぎた点を反省すべし
トランプ氏が相互関税を大統領執務室の横にあるローズガーデンで午後4時から発表する、と聞いた時、相当インパクトがある内容になるだろうと予想していました。まず、ローズガーデンでの発表は極めて重大な案件の発表の時に使うこと、もう一つは株式市場の場...