政治的影響力の維持
引退後も発言を続けることで、維新内外での議論を喚起し、自身の政治的レガシーを残そうとしていると考えられる。これは私の邪推。

最近の動向

2025年4月1日現在、足立氏は政界引退後も維新批判を続け、特に2024年衆院選後の維新の動向に注目していると推測される。

選挙後の維新への影響
2024年10月の衆院選で維新が議席を減らし、大阪でも苦戦したことが報じられており、足立氏はこれを「予見していた」と主張する可能性が高い。

他党との連携批判
自民・公明との予算案合意や、維新が立憲民主党を「たたきつぶす」とした路線が中途半端に終わった点を、引き続き攻撃材料にすると予想される。

まとめ

足立康史氏の日本維新の会・大阪維新の会批判は、党内の処分をきっかけに表面化したものの、その根底には長年の党内運営や政策への不満が蓄積していたことが伺える。彼の批判は、維新が「改革政党」としての原点を失いつつあるという警告とも取れ、個人的な遺恨を超えた政治的メッセージを含むもの。引退後も発言を続ける姿勢からは、維新への愛着と失望が交錯する複雑な心情が垣間見える。

引き続き次回は、彼の政策に関して取り上げる。