2024年10月の発言
維新が大阪9区に「刺客」を立てたことを「馬場代表の横暴」と呼び、党内の民主的な議論が欠如していると批判。

政策の方向性への不満

足立氏は、維新が当初掲げた「身を切る改革」や「大阪都構想」などの明確な目標を見失い、政策が曖昧になっていると指摘。


2025年3月14日の関西テレビの対談で、維新が自民・公明と新年度予算案で合意したことを「0点」と酷評。「財源確保に行財政改革『など』とあるが、『など』は増税しかない」と述べ、維新が大阪で進めた教育無償化の「大阪方式」を捨てて「東京方式」を採用した点を「政策立案の詰めが甘い」と批判。

全国政党化の失敗
2024年10月27日の関西テレビ「LIVE選挙サンデー」で、馬場代表に対し「維新の『全国政党化』は失敗だったのでは?」と追及。維新が大阪偏重から脱却できず、全国的な支持拡大に失敗していると主張。

人材と組織への失望

足立氏は、維新の人材育成や組織運営が不十分だと繰り返し発言。


2024年10月25日、大阪での公明党候補応援演説で、「維新は小さい自民で、人材はいないし、政策もない。日本維新の会はいらない」と発言。維新が新たなリーダーや政策を生み出せず、自民党の補完勢力に成り下がったと見なしている。

批判を繰り返す理由

足立氏が維新批判を続ける動機は、個人的な確執だけでなく、彼の政治理念や維新への期待とのギャップに起因するのか?

理念との乖離
足立氏は維新の原点である「透明な政治、公正な経済、安心な社会」を実現する意欲を持ちつつ、それが現在の執行部の方針と一致しないと感じている。特に、党が大阪優先から全国政党化を目指す過程で、改革の軸がぶれたと見ているようだ。

処分への反発
党員資格停止処分を「不当」と受け止めつつも受け入れた一方で、執行部への不信感が強まり、批判を通じて維新の体質改善を促す意図がある可能性も。