ゴールデンウィーク後~5月後半にかけて釣れ行きが徐々に落ち着いてきます。この頃になると釣れるアジの卵・白子が成熟していて、シーズン終了間際だと感じられます。釣り場にいるアジの群れも小さくなっていきます。終盤は水深のある堤防の釣果よりも、夜間サーフの方がアジがまとまって釣れることもあります。
フカセ釣りで釣れることも
余談になりますが、新潟県上越エリアではクロダイの乗っ込みが大体ゴールデンウィーク前から始まります。その乗っ込みクロダイ狙いの真昼間に、フカセ釣りの外道として大アジが釣れることを何回も経験しています。
釣れる時期としては春の大アジの最盛期を過ぎた5月中旬辺りなのですが、お昼12時過ぎに磯の水深1m弱の場所で釣れてしまいます。この時期に同じことをすれば必ず大アジが釣れるというわけではありませんが、一度釣れ始めると10匹ほどは連続して釣れます。
クロダイ用の集魚剤のおかげでもあるのでしょうが、日中にこんな場所まで食い気のある大アジが入ってくるのかと驚かされます。
偶然条件が重なると春の大アジが釣れてしまうこともありますので、アジ釣りをしている人がいない場所でもアプローチ次第で思わぬ釣果が得られることもあるので、開拓してみるのも面白いです。
また、3~5月にイルカの群れが沿岸に押し寄せる影響で、アジやサバが突如接岸して釣れることもあります。

ただ、アジ・サバの群れが竿の届く範囲まで追い込まれることはあまりなく、逆にイルカのせいでまったく魚が釣れなくなる場合もあるので、パターンとしては全然期待できません。
イルカが見られた場合は、見られただけでラッキー程度に思っておくと良いです。
春の大アジを楽しもう!
群れが回ってくれば尺超えアジの入れ食いも珍しくない上越の春の大アジ。ウキを使った投げサビキ釣り、ブッコミサビキ、アジング、どの釣り方でも大アジを狙えるので、本記事を参考に尺超えのアジを釣り上げてください!