サーフがオススメ

混雑を避けて釣るためにおすすめなのは、投げてある程度(水深2m以上)の水深があるサーフです。ただし日中はほとんど釣れないので、アジを狙う時間帯としては日の出・日の入りの時間帯と夜間になります。

アジが釣れるサーフで具体的に名前を挙げると、上下浜や鵜の浜などですが、それらの場所である必要はありません。ある程度水深がある場所であれば、最盛期はアジの回遊がある場所ばかりです。

上越エリアで春の大アジを釣ろう! 【シーズン・場所・時間・釣り方を解説】鵜の浜(提供:TSURINEWSライター・ハマゴウ)

また、釣行時に潮回りを参考にすることは重要ですが、日本海側の潮位変化は小さいためなのか、朝・夕のマヅメの時間を外さないことがより重要であることが多いです。

小潮や長潮ではあまり釣果に恵まれた経験がありませんが、それでも朝夕のマヅメ時はそれなりによい状況になることが多いと感じます。

 

シーズンごとの釣り方

春の産卵が絡んだアジが釣れる時期は、大体3月~6月初旬頃までとなりますが、少しずつ状況が変わっていきます。

3月はまだ新潟県の海が荒れすぎていて、そもそも釣りができない日が多いです。そんな中でも波が落ち着いたタイミングなどで、堤防などから群れが回ってきて釣れます。この時期では水深3m未満の浅場に入ってくることはまれです。サーフではまだアジの回遊がほとんどありません。

4月初旬辺りから水温が上がり始め、海況の良い日が多くなり、産卵を控えたアジが浅場に入り、ゴールデンウィーク前後まで本格的に釣れます。後半になるほど浅場で釣れやすくなるように感じられます。この頃から卵・白子の成熟が始まっている個体が混ざって釣れてきます。

最盛期、夜になると水深1mもないようなかなり浅い場所までアジが入ってくる場所や時間帯があります。このパターンではアジングの人に分があります。ただ、ベイトを追いかけているような状況でないと時合いは短いことが多いです。