床には映像が映し出されていて、空間一帯が珊瑚礁のよう。座って見ている人も何人かいました。

他にも、クマノミやサクラダイの展示もあります。

台湾の都市型水族館『Xpark』に行ってみたら「タピオカみたいなクラゲ」に心奪われたクマノミとイソギンチャク(撮影:moka/撮影場所:Xpark)

岩の間に挟まるサクラダイは、日本の水族館でもよく見かける光景ですね。

台湾の都市型水族館『Xpark』に行ってみたら「タピオカみたいなクラゲ」に心奪われたサクラダイ(撮影:moka/撮影場所:Xpark)

写真映えなどが考慮されている一方、自然環境をしっかりと表現した展示の上で成り立っているのが心地よく、展示自体にも見応えがあります。

台湾にある他の水族館には行ったことがないので、台湾の人たちにとっての水族館のイメージとXparkの展示にどのくらいの違いがあるのかは分からないのですが、本当に海の中を切り取ってきたような素敵な展示が続きます。

一番印象に残った深海エリア「深海尋秘」

特に印象的だったのが、「深海尋秘」という深海エリアです。

全体の中でも一番印象に残ったのですが、壁が光っている演出がロマンチックで神秘的な空間でした。

台湾の都市型水族館『Xpark』に行ってみたら「タピオカみたいなクラゲ」に心奪われた深海尋秘(撮影:moka/撮影場所:Xpark)

他にもアーチ型の水槽などがあり、日本の水族館のありとあらゆる展示・演出をひとまとめにして見せつけられている感じがして楽しかったです。

台湾の都市型水族館『Xpark』に行ってみたら「タピオカみたいなクラゲ」に心奪われたアーチ型の水槽(撮影:moka/撮影場所:Xpark)

ちなみに館内では、世界的作曲家・久石譲さんの書き下ろし楽曲が使用されています。

“タピオカクラゲ”との出会い

順路を進んでいくと、次は「癒見水母」というクラゲ展示エリアに入りました。

どのクラゲも、うっとりするような美しさです。

台湾の都市型水族館『Xpark』に行ってみたら「タピオカみたいなクラゲ」に心奪われたハナガサクラゲ(撮影:moka/撮影場所:Xpark)

「夜行游水母」……なんて綺麗な名前なんだろうと調べてみると、オキクラゲのことでした(学名という共通言語があって良かった……)。

台湾から北海道・函館にかけての黒潮域に生息していて、成長すると鮮やかなえんじ色が現れてくるクラゲです。

台湾の都市型水族館『Xpark』に行ってみたら「タピオカみたいなクラゲ」に心奪われた夜行游水母(撮影:moka/撮影場所:Xpark)