チケットを買っていざ入館!入り口を少し進むと、早速鮮やかな水槽に見惚れてしまいました。私の好きな魚、クダゴンベ。ちょこんと鎮座する姿に旅の疲れも癒されます。

水槽も透明感抜群で、鱗のキラキラした感じが直で目に入ってきます。それはまるで“直射魚光”とでも表したいほどに眩しい姿でした。水槽をじっと見てしまいます。

水族館でお馴染みのチンアナゴ、ニシキアナゴもいました。日本でも人気の魚たちですが、台湾のお客さんにもやはり人気でした。

水族館の目玉・大水槽は?
順路を進んでいくと大きな水槽が登場!
そこは、一面の青。そして、それをじっと眺める人たちの姿……。私にとって水族館で特に好きな光景が、台湾にもありました。
この水槽を見ると、初めて来たはずなのになぜか「懐かしさ」を感じました。
日本の水族館がプロデュースしていることが分かるような感じと言えば伝わるでしょうか?

筆者の経験上、海外の水族館には大きな水槽があるものの、入っている生き物のサイズや数などバランスがあまり合ってないなと感じることが多いのですが、この水槽を見たときにはその違和感がありませんでした。
海は広いので、実際は綺麗に生き物が揃う瞬間はそうそうない。そのようなことを考えると、日本の水族館展示は海の中の綺麗な瞬間を切り取ったような特徴があると思います。
この大水槽は、まさに海の中の綺麗な瞬間を切り取って展示している、日本の水族館の雰囲気を感じ取れました。
空間演出が素敵な展示の数々
順路をさらに進んでいくと、「珊瑚潜行」の文字が見えてきました。この広い空間は、日本の水族館でもあまり見たことがないかもしれません。
