5投目は480m。着底してオモリトントンの状態を作ると、キンメの途切れず「ガクガク」が続くアタリとはまた違った、竿先を叩くようなアタリ発生!駆け上がりということと、何となく上針に喰ったっぽかったので(実際は下から3番目でした)糸は送らず。そして数分待って巻き上げ開始。

キンメを引き連れ、ようやく筆者も念願のメヌケ(アコウダイ)を一本浮上させることに成功!続くラストの6投目でもメヌケらしいアタリがあったものの、巻き上げの途中でシャークアタックに遭遇し、オモリごともっていかれてしまう。しかし、これまでキンメのみだった同行者がこの流しで本命を一本あげることができホッとする(メヌケは船中1~4)。

仲良く本命一本ずつ、そして良型キンメ19匹(釣った人は30位とのこと)という充分なお土産確保にてこの日の釣りを終了することができました!

帰宅後は高級魚づくしに舌つづみ
釣行日の夜は、ささっとキンメ3匹を使って炙り刺し、湯引きでのカルパッチョ、ナメロウ、煮つけ、アラ汁を作り、泥酔そして気絶という「勝利の方程式」にて長い一日を終える。そして翌日の晩は満を持して「メヌケ鍋」を製作。

釣り人の「あるある」かどうかはわかりませんが、二人そろって大漁に恵まれると帰りの車中は必然的に料理の話題に花が咲き、そしてこの日は「味噌仕立てのメヌケ鍋は美味い!」という答えに辿り着きました。

湯引いたアラでじっくり出汁をとり、焼き豆腐、マイタケ、そして魚の下処理終了後に採ってきたセリ、メヌケ。妻の言葉をそのまま使うと、「出汁が効いたスープが特に美味しい!」。勿論身も美味しかったのですが、この魚で作る鍋、特に余ったスープで作る〆のうどん、雑炊は別格!他の追随をそう簡単に許しません。
