また、ボディの構造が似ているスーパーハイトワゴンと比べると、室内長と室内高で劣ってしまいますが、室内空間を犠牲にしてでも、ドライビングポジションを優先している点は、魅力の一つと言えます。

また、釣り場に向かう道中に橋を渡ることが多いと思いますが、横風の影響も軽バンやスーパーハイトワゴンと比較すると、かなり少ない印象です。

陸っぱりルアーアングラー愛用の釣車は『ワゴンR』 そのワケは走行性能やカスタムのしやすさにアリワゴンタイプの足元空間のゆとり(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

4. 燃費が良い

車重が軽く、トランスミッションにCVTを搭載している為、実燃費:19km/Lの低燃費を実現。コレはハイブリッド車と比較すると劣ってしまいますが、購入費やランニングコストを総合した維持費で比べると圧倒的に低コストだと言えます。

更に、中古車市場においても、かなり低価格で程度の良い車輌が多く販売されており、これから趣味の釣車を、低予算で購入を検討しているアングラーには是非ともおすすめです。

余談ですが、消耗品の交換や修理になったとしても、メンテナンスのし易さを意識した車作りがコンセプトですので、作業工賃が安価な場合が多いのが魅力です。

5. 走行性能は折り紙付き

貨物タイプでは無く乗用タイプですので、乗り心地は良く、路面条件が多少悪化しても安定した走行性能を発揮するのがこのワゴンタイプ。

流石に悪路の走破は厳しいものの、スタッドレスタイヤを装着すれば、5cmの積雪程度なら、駆動システムが2WDでも難なく走破してしまうのがこの車。

陸っぱりルアーアングラー愛用の釣車は『ワゴンR』 そのワケは走行性能やカスタムのしやすさにアリ積雪もなんのその(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

もちろん、チェーン規制がある区間においては、チェーンの装着が必須となりますが、その様なシチュエーションでも、10cmの積雪の激しい区間を走破した経験もあります。

また、アジングの帰り、知らないうちに雪道になってしまった帰路に遭遇した際も、難なく走破し、帰宅出来た経験は数知れません。

陸っぱりルアーアングラー愛用の釣車は『ワゴンR』 そのワケは走行性能やカスタムのしやすさにアリ積雪区間を抜けて安堵(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

6. 頑丈な造り込み