さらに、優秀賞3名、ベストオーディエンス賞10名、エール賞12名が発表され、これらの企画にも担当者がアテンドされ出版実現に向けて邁進することになります。確約はされてはいないものの、チャンスの門戸を広がりますので、英断ではないかと思われます。
今後、出版コンテストは年2回開催することが発表されました。次回は9月開催です。
ここで、「受賞する人数が多ければいいのか」という論点があるかと思います。私は「是」であると考えます。受賞人数が増えれば、それだけチャンスが広がることを意味するからです。
なお、受賞者が増えるということは、出版社にとって持ち出しコストが増えることを意味します。出版社が腹を括らない限りできることではありません。
私からもエールを送ります
出版コンテストは、出版を希望する人々にとって一つの大きなチャンスであり、多くの人々の夢を叶える手助けをしていることは間違いありません。
しかし、そこには詐欺や実際の出版に結びつかないことも少なくないため、参加する際には注意が必要です。出版を実現するためには、努力と情熱だけでなく、冷静な判断も求められます。
今回のきずな出版のコンテストは、多くの応募者に公平なチャンスを提供し、参加者が一体となり喜びを分かち合う姿が印象的でした。次回のコンテストがどのような展開を迎えるのか、期待と共に見守りたいと思います。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。そして、今後も夢を追い続ける全ての方々にエールを送ります。新しい絆が生まれる瞬間を楽しみにしつつ、未来の出版業界の発展を期待しています。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)