3月4日(火)は出版コンテストの結果が発表される、「きずな祭り」が開催されました。私にはジャーナリストとして公平な立場で取材を行うことが求められるので出席をしてきました。
ポイントは応募者にとってのメリットが明示されるかという点、そして、審査結果の納得感です。
応募者にとってのメリット

【発表】きずなの出版コンテスト ファイナリスト10名 | きずな出版
たくさんご応募をいただいた 「きずなの出版コンテスト2025」 集計の結果、ファイナリスト10名が決定しました! (五十音順) あゆか『あいしてるよ』 木藤...
当初は、最優秀賞1名の予定でしたが、2名が発表されました。最優秀賞の2名には出版確約のプラチナ切符が手渡されました。※受賞の写真を掲載します。
橋本南美『もう一度、夢を持つ勇気 ―仲間と挑戦を続けると、人生はこんなに面白くなる―』

※右が橋本さん
シムラアキコ『自己肯定感は「着物」で上がる!』

※中央がシムラさん
次に、優秀賞3名の発表(出版確約ではないが担当編集者が指導する)、その他に、ベストオーディエンス賞10名(オーディエンスの支持が多かった企画)、エール賞12名(今後に期待する)が発表されました。素晴らしい結果だったと思います。
文学賞とは異なり、出版社が作家(候補者)を応援することが目的です。十分にその役目を果たした、素晴らしい出版コンテストだったように思います。このような、コンテストのラストは、結果の良かった人、悪かった人の明暗がはっきりするものですが今回は違いました。
その証拠に参加者全員が抱き合って感動で涙しています。この空気感を伝えられないのが残念ですが、非常に温かい雰囲気に包まれた授賞式でした。
審査結果の納得感について
私に誤解があったのですが、審査結果に予選の投票数は一切加味されませんでした。つまり、企画として高い評価を受けたものが最優秀賞に至ったということになります。