自重とベアリング数では、さすがに前モデルにさえ負ける。ただドラグはむしろ最新のものになったりと、このあたりは惜しげもなく先端技術が注がれている。
ちなみに筆者は個体差でミドルハイもエントリーモデルも、メーカーの標準自重より少々重たいものを引いてしまっていた。しかし、ディープスプールが気になったのでシャロースプールの互換品をつけたところ、3g軽くなった。やったー。すごい。
買い替えの理由
さて、買い替えに踏み切った理由は、次のような点からだ。
重いリールの方がバランスがとりやすい
このリールと組み合わせるのは80gのライトゲーム遠投ロッドなのだが、こいつがどうしても軽量すぎるリールだと先重りしてしまう。15gほど重くする方がいいのではないかと思った。軽量化が命という風潮があるが、手元重心となるようバランスはよく考えたい。
スペックが必要十分すぎる
ダウングレードしても性能が落ちない。ベアリングの数が違うだけだと筆者は個人的に思った。またこのレガリスというモデルの進化が著しいこともある。何せ最新のドラグがこの価格でチェックできるのだから、釣りに出掛けようという気持ちも大きくなるはずだ。
ギアをかえてみたかった
このリールでやるのはタチウオワインド、スーパーライトショアジギング。それならばハイギアでいいのだが、ここにエギングやパワーフィネスのロックフィッシュを足そうと思うと、ノーマルギアがいいかもしれない。併用性を考えて、ギアをかえてみたかったのだ。
フルベアリングはやりすぎ?
あえてのダウングレードを勧めようというつもりはないが、皆さんもリールのスペックの過剰さに「使い切れていないかも」と思うことはないだろうか?おっさんの私がアイフォン15を使い切れていないように、おそらく釣りにも個々のスタイルでリールに過剰なスペックがついてしまっている。もちろんそれで困ることもないが、「必要十分」という考え方で足るを知ることも大事だ。