出船から3時間ほど経ったころ、越前岬沖で大ハマチやワラサが好反応との情報を僚船から入手し大移動。岬周りは鷹巣沖に比べ潮が複雑で風波もあり、釣りづらい状況だ。トモやミヨシでたびたびヒットするが、バラシ続出となる。
熱気あふれる船内(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
大ハマチ、ワラサどころかハマチもまばらなため、再び鷹巣沖に戻ってみると風が吹いている。スパンカーを下ろし終盤のラッシュを期待していると再び連鎖ヒットが発生した。すると、右舷ミヨシの末定さんにビッグヒット!耐えるのに精いっぱいでしばらく巻き上げられず。大型のヒラマサか?と期待が高まるなか、一進一退の攻防を繰り広げるが、弓なりにしなっていたロッドがフッと元の直線に戻ってしまった。
ハマチダブルヒット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
巻き上げてみるとスプリットリングが伸びて、かろうじて引っ掛かっているTGベイト。手に取った途端ジグが外れてしまい、しばらく何が起きたのか理解に苦しんでいた。
午後にかけて魚の活性がどんどん高まりそうな気配を感じるなかで納竿時間を迎え、正午ごろに沖上がりとなった。
涼しくなる今後に期待
船中でハマチ~大ハマチ合わせて20匹、多い人で5匹。他にヒラマサ、アオハタ、キジハタ各1匹の釣果となった。ジギングシーズンはまだ始まったばかり。鷹巣沖のヒラマサも今は小ぶりながらよく釣れている。
ハマチキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
この記事が航海されるころには残暑も終わり、水温も徐々に下がってきそうだ。10月、11月の本格的なシーズンに向けて青物のサイズも成長していく。福井県・鷹巣沖での釣行がますます楽しめそうだ。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>