しかし、経験は現在の釣りにも当然活きている。例えばルアーの自塗り塗装などは、実際に見た魚と図鑑に掲載されている魚で違うこともあり、それに近い色に塗ったり、当時使っていたエサに近いようなカラーになったりすることもある。
また動植物をイメージしたカラーを塗ったりと、いろいろとアイディアが浮かぶこともある。
ヤマカガシをイメージ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
実際の釣行では特にネイティブトラウトの釣行でエサで狙う場所はどのような所が多いかというセオリーは理解しているので竿抜けはどの辺りかなど釣り残しの場所を読み取ることもできる。
またアジングではサビキの釣れているタナをジグヘッドのレンジに合わせるなど応用の技術も習得できるようになった。やはり経験というものは何物にも代えがたいものがあるなと感じる事がある。これからも釣りを続けていく限りは経験が増えていくがいつかは伝承できるようになればと思う。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>