寄せてくると本命のガッキーで大笑い。イメージはしていたが、まさか1投目から本命がアタってくるとは思っていなくてびっくり。

まぐれかと思ったが2投目もウキがスーッと入って、これは空振り。エサがガゼなのでアワセが難しい。3投目も同じところでウキが入ったのでラインを張り、サオ先が軽くもっていかれたところでアワセを入れる。乗った。これも同サイズでにんまり。すぐに3尾目もゲット。根掛かりの激しいポイントでは棒ウキ全層SLGはかなり使えそう……お試しあれ。

爆風に苦戦

横でぼちぼちガッキーを釣り上げながらも根掛かりに苦労していたからちゃんに、もう1本ロッドケースに入れていたBS自立の0.5を貸してあげたら、そこは名手、すぐにガッキーをゲット。ただ0.5だと、なじんでくると沈んでいくそうなのだがそこはフカセで慣れたもの、すぐに対応してアタリをとらえていた。

これから爆釣劇スタートかなと思ったが向かい風の爆風になり当たり潮からの横流れ。そこでサオ1本ほどのところになるほどウキ止めを付けて流すとアタリが分かりやすくなったが、もう少し浅いタナでアタリがあっているようなので2ヒロ半のところまでウキ止めをずらして流すと、さらにアタリがはっきりして1尾ゲット。が、さらに上げ潮が速くなりお手上げ状態。

「新釣法がまさかの的中!」沖磯での全層棒ウキ釣りでイシガキダイが連発【長崎】同行者も順調にキャッチ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・平山康弘)

そこで根掛かり覚悟で仕掛けを戻す。オモリを15号にして根掛かりが少なかった大角力向きのポイントに狙いを定める。

すぐにサオ先を叩くアタリ。サオ先で誘いをかけるとサオ先を持っていくのでグイっとアワセを入れる。ここの誘いの駆け引きが面白い。それと、ガツンとアワセを入れるとあまりよろしくないことが多い。

この仕掛けチェンジ後に1尾上がったのはラッキーで、この後も仕掛けのロストが続いたがアタリは多い。諦めずに打ち返していくと、サオ先を叩くアタリ。極力そのポイントから動かさないように軽く誘いをかけていくと、ギュインとサオ先をひったくるアタリ。4号ザオががっつり曲がり込んで当日イチの引きが返ってきた。根に張り付かれるのが嫌なので、一気に勝負をかける。

40cm超えキャッチ