当日、泉佐野一文字を訪れた釣り人は全体でも20人に及ばなかったが、酷暑の中でも訪れる釣り人の多くはベテラン師。それぞれ自分の得意の釣り座と釣り方を知っていて、フカセ釣りが主流。
私の近くで内向きで釣っていた釣り人も、朝マヅメに集中的に竿を大きく曲げていた。釣れるのはチヌとグレ。私から見たらどちらも羨ましい魚だが、ベテラン師たちは釣り味と食味の面で波止グレの方を好む人のほうが多いようだ。
小アジ&ピンギスともに二桁の最終釣果
ピンギスは時間をかければさらに釣果を伸ばせる可能性はあったが、酷暑に負けたのと午後の予定も考えて、朝9時に納竿。小アジもピンギスの二桁の満足のいく最終釣果となった。
納得のいく釣果を得られた(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)
迎えの便に同船した釣り人たちは、それぞれ船長に釣果報告。大漁や大物の釣果はなかったものの、船長も納得の表情で釣り人たちを労っていた。私の釣果にも「キスはやっぱりこのサイズやね」と笑顔で応えてくれた。
帰宅して夕食の食卓を飾った唐揚げは絶品。ピンギスも唐揚げにすると柔らかく旨味も備えていて、最高レベルの食材となった。
唐揚げにすると絶品(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>