「歌舞伎とはかけ離れた」スクリューを作る工場で生まれたという愛之助さん。工場を経営する父親が運転するトラックに乗せてもらったことが、ご自身のクルマ体験の始まりだそうです。実はそのスクリュー工場に生まれたことが歌舞伎俳優につながるきっかけにもなったようですが、そんな歌舞伎に魅せられた少年時代から初めてクルマを持ったときの思い出、その後の“華麗な”クルマ遍歴など、松任谷がゆっくりと掘り起こしていきます。
そしていつものように愛之助さんの運転で愛車であるBRABUS 800 WIDESTARに松任谷が乗り込んでの車内トークも。実は愛之助さんのBRABUS 800 WIDESTARはメルセデス・ベンツGクラスのトップチューナー、ブラバスがさらなる高性能を目指してチューニングした特別仕様車。愛之助さん自身が「パワーはめちゃくちゃありますね」と認める「特別なクルマ」です。そんなGクラスの車内ではどんなトークとなったのか?
そして収録が終わったあと、松任谷が「一つ聞き忘れたことがあった」と愛之助さんと放送では紹介されないスペシャルトークを展開する場面も。今回はその二人の“特別仕様トーク”を再現します。
松任谷「愛之助さんご自身をクルマに例えるとなんですか?」
愛之助「いや難しいけど、面白い質問ですね。なんだろう?(間があって)思いつくのは初代シビックかな。いわゆるスポーツカー的な流線型のラインではなく。カクカクしているんですが、それでいてパワフルで小回りがきいて攻めるじゃないですか。そこがなんとなく自分に重なるところがあるのかなと思います」
松任谷「初代シビックから僕が受ける印象は、やっぱり画期的。国産車を変えた、ということ。とてもいいと思います」
愛之助「そうおっしゃっていただけると嬉しいですね(笑)」