マイクロモビリティは環境課題に貢献できるか?! 48.6%が懸念する「今夏の旅行先での交通渋滞」【HMSモビリティジャーナルLight マイクロモビリティ号】
こういった悩みに対して、例えば公共交通機関からは少し離れていることも多い温泉地への訪問、あるいは近隣の様々な目的地をいくつも巡っていくショッピングや名所・旧跡への訪問では、マイクロモビリティの活躍の余地がありそうです。そんな便利な「マイクロモビリティ」の存在は、どの程度の認知度があるのでしょうか。

結果、夏休みに遠出を予定している人のうち、マイクロモビリティを知っている、または何となく知っていると答えた人は34.1%、知らないと答えた人は65.9%という結果でした。
マイクロモビリティに感じるメリットは「手軽さ」と「環境にやさしい」
次に、マイクロモビリティについて解説をしたうえで、マイクロモビリティのシェアサービスにどのようなメリットを感じるかを聞いたところ、以下のような結果が得られました。

マイクロモビリティならではの「手軽に利用できる」がトップの29.8%、次いで「環境にやさしい」の28.6%、「渋滞に影響されにくい」の23.1%が続く結果となりました。マイクロモビリティのメリットとして、手軽に利用できるため身軽な移動ができ、且つ環境負荷にも貢献するという認識を持たれているようです。
【アンケート調査概要】
調査名称:移動手段に関する意向についてのアンケート
調査期間:2024年7月1日~7月2日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住しており、今年の夏休みに、遠出(※)
することを考えている20歳~69歳の男女
※本アンケートでは他府県等の遠方に外出することを遠出と定義した
調査数 :346名
調査方法:Webアンケート
注:調査は800名に対して実施。今年の夏休みに遠出することを考えていると回答した346名を分析対象とした。
【参考】
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001364961.pdf