さしエサはオキアミのMサイズ、アオイソメがあればほぼ事足りるが、カワハギが釣れるのであれば冷凍アサリも用意しておきたい。
オキアミは万能エサ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
その他のアイテム
まず揺れが少ないイカダとはいえ、ライフジャケットは必須。これから暑くなるので、帽子に偏光グラスも必ず身に着けておこう。
先に屋根付きや日よけテントのあるイカダも多いと書いたが、全く何もないイカダもある。そんなときはパラソルを持参したい。日陰があるのとないのでは、体にかかる負担は雲泥の差だ。
クーラーは彩り豊か(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
そしてクーラーは大きめのものを用意し、多過ぎるかな?というぐらいの氷を入れておこう。
釣り方
サビキでアジを狙う場合、底付近を狙うのが鉄則。水深が10m前後あるイカダが多いので、サビキのカゴは重めのものを使いたい。底まで落としたら2~3回しっかりシャクってまきエサを出して待つ。アジが寄るまでしばらく時間がかかることもあるが、いったん寄ればしっかり打ち返し続けて群れを足止めするようにする。カタボシイワシを狙う場合は、中層~表層を狙う。
胴つき仕掛けの場合はピンポン玉大に握ったダンゴを一定間隔で入れながら、底から1mまでを探る。ヘダイやアイゴ、グレなどが狙える。
秋にはカワハギも狙える(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
表層にグレやアジが見えたら、ノベザオで狙ってみよう。ウキ釣りでもハリだけのフカセ釣りでもいい。ウキ下を1~2ヒロ程度にし、ダンゴを握らずバラけたまま上まきする。
コッパグレでもサオを満月に絞り込んで、キュンキュンイト鳴りを楽しませてくれる。
最後に
イカダで釣れる魚は、どれもおいしいものばかり。キープした魚はしっかり氷で冷やして持ち帰るようにしたい。またこの時期は飲み物も多めに持参することになるので、クーラーは魚と氷、飲み物、食料が入るだけの大きさが必要になる。
小ダイが交じることも(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)