ハゼは普段小さな甲殻類なども食べているので、エビも好物です。バナメイエビや小型のむきエビなどの冷凍エビやボイル桜エビ、厳密にはエビではありませんがオキアミでも釣ることが可能です。おすすめは上記の中では針持ちがよく、柔らかくて食い込みも良い冷凍エビ。ハゼの吸い込みを阻害しないサイズに小さく切って針に付けます。サイズにもよりますが1釣行で一袋使い切ることはほぼないので、余ったら再び冷凍しておいて分けて使えるコスパのよさも魅力です。
ハム
ハゼは肉製品のハムやソーセージでも釣ることができます。ただ、加熱されたハムやソーセージは非常にエサ持ちが悪いので、生ハムがおすすめ。小さくちぎって縫い刺しにして使います。
投げると取れやすいですが、ハゼのアタリを耐えるエサ持ちはありミャク釣りやウキ釣りに最適です。コンビニにも高確率で置いてあるので、釣具屋が近くにない釣り場でも手に入りやすいエサとなります。
イカ
イカの切り身やイカの塩辛などはアタリはあるものの硬いので、かなり細く切って通し刺しにするなどしないと針掛かりしにくく、ハゼ釣りには使いにくいエサとなります。ただ、エサ持ちは非常によく、遠投にも耐えるので、ちょい投げやブッコミでの代用エサとして使うのは向いています。
シラス
シラスは、その小さくて細い形状から、シーズン初期の口の小さいデキハゼ狙いには最適なエサです。しかし、崩れやすくエサ持ちが悪いため、あくまで小型のハゼを狙う特化型のエサとして使用するのがいいでしょう。
付け方はハゼのサイズや活性に応じて、釜揚げシラスを1~3匹チョン掛けにして使用。固い頭部に針を刺して付けます。
人工エサも選択肢
匂いや旨味を付けたワームなどの人工エサも、釣りエサメーカーから多く発売されています。生エサには釣果は及ばないことも多いですが、保存が利いたり、手が汚れないなどのメリットも。こちらはハゼ釣りに向いた具体的なアイテムを紹介していきます。