ハゼはタンパク質のエサを広く好み、虫エサなどの定番の釣りエサを始め、コンビニやスーパーなどで売られている一般食品の中にもハゼ釣りに使えるものがあります。今回はそんなハゼ釣りのエサの種類や、エサの使い分けのコツ、針への付け方などを解説していきます。

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ハゼ釣りのエサ選び

ハゼ釣りに使えるエサは様々ですが、使うエサによってハゼの反応が変わることもあります。特に潮の動かないタイミングなど活性の低い状況では、特定のエサだけ食いがいいということもあるので、いくつか種類を持っていくと万全です。

ただし、活性が高い夏から初秋までの盛期は、生エサであれば種類に関わらず貪欲に捕食を行う場面も多く、エサを選ぶときは食い込みのよさなど他の要素も考える必要があります。

エサの食い込みの良さも重要

エサを選ぶ際に重視したいポイントのひとつが、ハゼがエサを咥えたときの食い込みの良さです。

ハゼはエサを吸い込むように捕食するため、ハゼの口より大きいエサや硬いエサなど、スムーズに吸い込みにくいエサは、ハゼの反応が良くても針掛かりしにくく、口に入れた際に違和感を感じて吐き出してしまうことも多くなります。そのため、釣れるハゼのサイズなども考慮してエサの種類や、エサの付け方を選ぶといいでしょう。

また、数を伸ばすためには針付けのしやすさやエサ持ちといった手返し面も大事になります。上記のようなポイントも踏まえておすすめのハゼ釣りエサを紹介していきます。

定番は虫エサ

アオイソメやイシゴカイ(ジャリメ)などの虫エサは、ハゼが普段捕食している多毛類の仲間なので、食いのいいエサです。また、匂いだけでなく視覚にも頼って捕食を行うハゼは、虫エサのクネクネとした動きにも好反応を示します。

エサ持ちもよく、細長い吸い込みやすい形状ということもあり、虫エサを触りたくない等の事情がなければ、ハゼ釣りにおいて最もおすすめのエサとなります。