オーナーチェンジ物件 こんなトラブルに要注意!
オーナーチェンジ物件のトラブルで多いのは、購入直後に入居者が退去してしまうケースです。「入居者は前オーナーの関係者だったのではないか?」という疑いも出てきますが、決定的な証拠がなければ対抗することは難しく、仮に証拠をつかんでも、それを理由に契約を破棄するのは難しいでしょう。
オーナーチェンジ物件 トラブルを回避する対策とは
残念ながら、オーナーチェンジ物件のトラブルを100%防ぐ方法はありませんが、購入前の事前ヒアリングやレントロールを確認することでトラブルのリスクはある程度軽減できます。ヒアリング項目は、「入居者の基本情報チェック(職業・勤め先など)」「今まで賃料滞納トラブルはなかったか」「入居してどれくらいか(長いほどリスクが少ない)」などでしょう。
また、競合物件の賃料リサーチも参考になります。相場の賃料よりも割高に設定されている場合は、高利回り物件に見せかけている可能性も否定できません。「なぜ賃料が相場よりも高いのか」をしっかり確認した上で、購入するようにしましょう。
このように、一見魅力的に見えるオーナーチェンジ物件にもデメリットやリスクがあります。「入居者がいるから安心」と安易に飛びつかず、綿密にリサーチするようにしましょう。リスクヘッジを意識するなら、満室保証をしてくれるサブリース引き継ぎのオーナーチェンジ物件や、入居者が決まりやすい新築物件なども視野に入れて検討しましょう。
文・佐古野 道人/提供元・YANUSY
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