厚生年金は月13万円から療養費2.5万円を引いて支給されるので、毎月10.5万円が家族の生活費になる。このため家族は際限なく延命治療を要求する。これが寝たきり大黒柱である。
【老人延命ビジネス】
という闇ビジネスが日本で流行っています。
これは、寝たきり老人をできるだけ延命させて、家族はその年金を頂戴してホクホクし、病院は延命治療費を健康保険からまるごといただく。… pic.twitter.com/1pGEXxyheN— サトウヒロシ🐰男子の本懐 (@satobtc) September 13, 2023
こういうケースは、コロナで入院した老人を、いつまでも引き取らない家族に多い。寝たきり老人の延命には毎月100万円以上かかるので、病院も長くいてもらったほうがありがたい。損するのは、それを支援している健保組合と国保の加入者である。
同じ問題は、生活保護や前期高齢者(65~74歳)でも起こる。これをなくすには、高齢者の年金(あるいは生活保護)受給額を老人医療の自己負担以下に制限する必要があるが、根本的にはこういうモラルハザードの原因になる後期高齢者医療制度を廃止すべきだ。