韓国に在留する外国人の中でもタイ人が死亡するケースが増え問題に
さらに2020年12月、韓国に在留するタイからの出稼ぎ労働者が2015年以降の数年間で500人以上死亡していることが分かりました。この事態を受けて、国連は事態を解明するための調査を呼びかけています。
韓国で死亡したタイ人の内、8割以上がタイ語で「小さな幽霊」と呼ばれる不法な出稼ぎ労働者とみられており、死因が分からない方も少なくありません。
不法出稼ぎ労働者は、高額の仲介料や手数料を取る悪質なブローカーの手によって韓国に流れ込んでいます。このようなブローカーが暗躍しないよう、タイ政府は取り締まり等を行い海外での不法就労を防ぐ措置をとっているといいますが、これだけですべての問題を解決するのは難しいのが現状です。
疲れ果てた小さな幽霊たちに差し伸べられる手はあるのか
タイからの不法出稼ぎ労働者は、過労等で睡眠中に死亡することが多いといいます。不法滞在のため、医療機関に訪れて適切な処置を受けることが難しいからでしょう。
少ない給与で「きつい、汚い」仕事をしている小さな幽霊たち。厳しい環境下で働き、尽きていく命とどう向き合うべきなのでしょうか。韓国に限らず、世界中の国々が向き合うときなのかもしれません。
文・YANUSY編集部/提供元・YANUSY
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