■ コロナガードの導入、またその変化
コロナ禍発生前と後での大きな変化といえば、やはりレジ前の「コロナガード」。
導入開始時は「吊り下げシートタイプ」の透明の塩化ビニール素材が多かったのですが、お客様から煙草の番号が見えないというクレームが多く、吊り下げシートを手で持ち上げて煙草の銘柄を見て貰うという接客が非常に増え、おかげでお客様が吊り下げシートに触れる度に消毒作業を行い、毎回5分程1つのレジの使用を中止するお店もありました。
こうした理由から「吊り下げシートタイプ」は店員からもお客様からも不評。
お店によっては、「吊り下げシートタイプのコロナガード」から「パーティション(パーテーション)タイプ」のアクリルで出来た透明度が高い板状タイプのコロナガードに変更しているところが増えてきています。ただ、この板状のコロナガードは値段が高いのと、ガードしてくれる範囲がシートタイプより狭く、一長一短でもあるので、お店によって対応が異なります。
■ お客様の店舗にいる時間の変化
コロナ禍発生前に比べると1人のお客様が店内にいる時間が短くなっています。理由としては、立ち読みが禁止のお店が増えたのと、イートインが時間制になったり、廃止するお店が出たり、さらにはトイレ貸し出し中止のお店も出ているからです。
この影響から、コンビニで扱う品物も、よりぱっと見で目立つパッケージが増え、お客様により短い時間で買い物をしていただけるように工夫されています。
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コンビニではコロナ禍発生以前と比べ、より短時間でお客様との接触を少なくするという中での接客方針に変わっていきました。これは接客のスキルが昔に比べ重要になってくる為、新人さんが大変になってしまう事でもあり、コンビニが一番楽な仕事と言われていた時代は完全になくなったんだなぁと実感してしまいました。
コンビニのお店の方も納品の回数を減らすお店も出てきたり、24時間営業でないコンビニも出てきたりと、店員の労力を減らす試みも始まったりと、色々と変化しているので、今後どの様に変わるかは分からないですが、1店員として、お客様にとっても店員にとってもより良いコンビニになれば良いと思っております。
文・戦魂/提供元・おたくま経済新聞
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