おそらく審判委員長の職にある扇谷氏でさえも突然の基準変更に戸惑い、腹の中では「俺のせいじゃない」と思っているのではないだろうか。確かにシーズン直前のタイミングでトップダウン式に運用が開始されたことで弁解の余地がないわけではない。


もう2か月もすれば、欧州各国の今2024/25シーズンのリーグ戦が終了する。Jリーグが“世界基準”を本気で目指すのならば、いっそのこと欧州のトップレフェリーを30人以上連れてきて、J1からJ3まで全ての公式戦の主審を任せてみても面白いだろう。今2025シーズンがJリーグ春秋制最後のシーズンであることを考えれば、今がラストチャンスだ。