当日は暖かい日だったためか、どうやら表層に近い魚の方が高活性のようだ。同様に数匹キャッチしたが、やはりフリーフォールでは追い切れないのか、ミスバイトも目立つ。そこでスズ合金の軽いジグに変更し、カキ殻の下に潜む魚をカーブフォールで狙っていく。

鉛のジグ2gとほぼ同じ大きさだが、重さは1g。ふわふわと漂わせるようにカーブフォールさせるとヒット連発だ。この日の最大寸となる20cm超も顔を見せ、一気に盛り上がってきた。

堤防ルアー釣りで20cm超え頭にカサゴ30匹【三重・霞ケ浦ふ頭】メタルジグに連発!ジャックアイ豆ヒラリン1g(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

もっと軽ければもっと釣れるか、と自作の樹脂製スプーンに変更してみると一発でヒット。これ以上はもうワームの釣りと変わらなくなるので、ここからは重めのものを試していく。

堤防ルアー釣りで20cm超え頭にカサゴ30匹【三重・霞ケ浦ふ頭】メタルジグに連発!自作樹脂スプーンでヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

スリムジグ5gはアタリ激減

リーダーに傷が目立ってきたので、先端部をカットするついでにジグを3gのスリムなものに変更。これも普通に釣れるが、フォールが早い分ミスバイトも多くなる。

堤防ルアー釣りで20cm超え頭にカサゴ30匹【三重・霞ケ浦ふ頭】メタルジグに連発!JAZZ爆釣ジグ3g(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

次は同形状の5g。これは露骨に差が出た。アタリは激減、しかも食い切れないのか全くヒットに持ち込めない。という訳で、次はフラット形状の5gだ。これはというと、結果的には何匹かキャッチできた。

次にスプーン形状の5gも試してみると、やはり釣れる。フォールスピードを抑えられる形状なら、5g程度までは許容範囲ということか。とはいえ、やはり軽いものにはかなわない。

堤防ルアー釣りで20cm超え頭にカサゴ30匹【三重・霞ケ浦ふ頭】メタルジグに連発!ダイソーフラットジグ5g(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

2~3gのジグで数釣り満喫

ここからは2~3gのジグをローテーションしながら、時折スプーンも交えて数釣りを満喫。潮位が低いこともあってか良型は数えるほどだったが、9時半までに30匹近いカサゴをキャッチして満足の終了となった。