釣りの前日は、遠足の前日のようなワクワクがあります。「何が釣れるか」「航空写真で調べたポイントはどうだろうか」など脳内は釣り一色になってしまい、寝不足のまま釣行へ…といった経験はあると思います。そうです。釣り道具の準備がすべて整ったとき明日は最高の釣行になると期待を膨らませるのです。
5.釣り場までの道のりが短く感じる
釣り場まで2時間、3時間…普通に運転をするとなるとこの時間は長く感じますよね。ですが釣行当日は、なぜか移動時間が短く感じます。道中で釣りの話や海や川の様子を見て「今日はどこのポイントに入ろうか」「まずはどのルアーから投げようか」など釣行作戦を練ります。
逆に、帰りの道のりは長く感じることもあります。思ったような釣果があげられなかった日は、どっと疲れを感じることもあります。ですが、その次の週には立ち直り何度でも釣りに臨む…。それが釣り人のメンタルの強さなのです。
釣り人の心理
釣行前の釣り人は、幼い子供のようにワクワク感に包まれます。天気、潮汐を調べて計画を練り、道具を揃えて期待に胸を膨らませる。この一連の行為を含め、初めて「釣り」という趣味が成立するのです。そして、良い釣果でなくても「次は!」「次こそは必ず」と思えるからこそ「釣り」という趣味は辞められないのかもしれません。
あなたもこの不思議な釣り人の心理を味わってみてはいかがでしょうか?

<新田貴史/TSURINEWSライター>