デヴィッド・シュワイマー Everett Collection / Shutterstock.com
テーマ曲が「聴くに堪えない」
人気コメディシリーズ『フレンズ』でロス・ゲラーを演じ、世界的な人気を博した俳優デヴィッド・シュワイマー(58)が、同番組についての率直な発言により、批判の的となっている。
彼はポッドキャスト番組『Making a Scene』に出演し、同作のテーマソング『I’ll Be There For You』(ザ・レンブランツ)について「聴くのが耐えられなかった」と語った。
「本音を言えば、しばらくの間、あのテーマ曲を聴くだけで嫌な気分になったんだ。何度も聴きすぎたせいでね」と語り、ため息を交えながらその感情を吐露した。
The Rembrandts- I’ll be there for you (official video)
この発言はSNSを中心に瞬く間に拡散され、「1話100万ドル(約1.5億円)もらっておいて文句を言うな(※)」「銀行残高を見て感謝すべき」など、多くの批判コメントが寄せられた。
「泣き言ばかりの赤ん坊(Crybaby)」「莫大な印税を受け取りながら不満とは何事だ」といった辛辣な声も多く、ファンの失望は大きい。
(※『フレンズ』の主要キャストは最終(第10)シーズンで1話につき100万ドルのギャラを得ており、これは当時のテレビ界で破格の金額とされていた。)
「名声が嫌だった」との発言も
デヴィッド・シュワイマーは、今回の発言だけでなく、2025年1月にも同様の発言で物議を醸している。インタビューで『フレンズ』出演後に得た名声について、「自分にとって心地よいものではなかった」と明かしたのだ。
「多くの注目を浴びることに耐えられなかったし、プライバシーが一切なくなった。あの頃はカメラの前では笑っていたけれど、内心では苦しかった」と振り返り、当時の精神的な負担が大きかったことを告白した。