釣り人でなくとも、誰もが一度は旅先などで「ここに住めたら」と思ったことがあるのではないだろうか。今回は一大決心をし、愛知県から和歌山県南部へ移住した筆者の移住のきっかけから移住後の経過を記していきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)
広告で見つけた和歌山移住ブース
帰宅途中の通勤電車で見かけた転職フェアの広告、その片隅で見かけた和歌山県移住相談ブースの文字。休日開催で、参加費も無料だったため、参加を申し込んだ。
当日ブースで話を聞き、和歌山県への移住についての情報を聞いた。中でも「わかやまLIFE」というサイトから申し込める仕事暮らし体験は、一泊から二泊のプランで現地で仕事を体験しながら生活する制度で、非常に興味深かった。

移住支援サイト&イベント情報を入手
わかやまLIFEには、実際に夢を叶えて移住してきた人の記事があり、決して夢ではなく現実として実行できることだと感じた。
仕事や住まいについても資料をいただき、後日大阪で開催される和歌山県の企業が集まるイベントも教えていただいた。こちらも休日開催であったため、参加を予定した。
それまでの間、いただいた資料から移住する上で候補となる会社をいくつかピックアップしていった。そうした活動をしていくうちに、今まで漠然と考えていた和歌山県への移住が、現実的にどう進められるのか、その道筋が明確に見えてきたと実感した。簡単に言えば、仕事探しと住居探しだ。
和歌山県での仕事探し
後日大阪で開催の和歌山県の企業フェアに参加した。もう若くない38歳、転職するにはギリギリの年齢だろう。いくつかの企業と話をしたが、業種によってはあまり歓迎はされていないと感じることもあった。
そして現実として、和歌山県の求人は市街地である和歌山市を中心に北部に集中しており、私が希望する和歌山県南部の会社の出展はなかった。